Debian5.0 + AMD64 の環境にVMWareServer 2.1をインストールする



CentOS + VMWareServer1.5のテスト環境を運用していたのですが、
HDDがお亡くなりになりました。

せっかくなので(というか、CentOSの再インストール時に
インストーラーがこけるので)Debian5 + VMWare2.1の
環境を作成しました。

予想以上にはまったので、備忘録として残しておきます。


Debianはamd64用のものをインストールしたので、
VMWareも64bit系のものが必要です。

linux用のVMWareはrpmかtar.gzの形式で配布されています。
しかし、64bit用はrpmしか用意されていませんので、
debに変換してやる必要があります。

VMWareのサイトから
VMware-server-2.0.1-156745.x86_64.rpm
をダウンロードしてきます。


apt-get install alien
alien -d -c VMware-server-2.0.1-156745.x86_64.rpm



ビルドに必要なパッケージをインストール


apt-get install psmisc
apt-get install build-essential
apt-get install inux-kbuild
apt-get install linux-kbuild
apt-get install linux-headers-`uname -r`


※kernel-headersのインストール方法がわからずはまりました。


また、ビルド時はgcc4.1系でないといけない模様。
/usr/bin/gccのエイリアスを変更します。


cd /usr/bin
ln -s /usr/bin/gcc-4.1 gcc



この状態でインストールしようとすると、


can't open EULA file:

と怒られます。



gunzip /usr/share/doc/vmware/EULA.gz


と、ライセンスファイルを解凍しておいてやります。


これでやっと準備は整いました。


/usr/bin/vmware-config.pl


を実行するとVMWareServerのインストールが開始されます。

インストール後は、
https://vmhost_ip:8333/ui/
でVMの操作が行えます。

VMの画面を見るにはプラグインが必要なのですが、
IEにしか対応していないようなので、Windows端末必須です。


・・・historyログを追いながら書いているので
間違っている箇所があるかもしれませんが、
大筋の流れはあっているはず。


■助けていただいたURL
Debian に VMware Server の RPM パッケージをインストール
http://www.hinet.mydns.jp/tdiary/?date=20060912

Debian (etch) のamd64カーネルイメージのやつにVMWare Serverをインストールする方法 『備忘録』
http://ys-t.blogspot.com/2008/01/debian-etch-amd64vmware-server.html

VMware Server 2.0 RC2をインストール
http://on-o.com/page/diary/200809.html




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